ヒトコワ
もう夏も終わりですね。
こないだ24時間テレビやってたの知らなくて、ニュースで知った次第でした。
一切視聴しなかったのは初めてじゃないかなってくらいです。
夏も終わりなんで、セミとの闘いも終わりを迎えそうです。
やっと安心して家に帰れる…
今年は展開が早くて、一斉に大量に羽化して割と早くいなくなった感じでした。
ただ、今年はセミが恐かったんじゃなくて、人が怖かったというお話。
僕いつも水鉄砲と虫取り網を装備してたんですよ。
たまたま隣に転がり込んできてる女性と鉢合わせた時も、やはりセミが恐いようで、僕が先陣切って無事に家まで辿り着いたり、非常に役に立ったりしてまして。
ああ、やっぱりみんなめちゃくちゃ恐いんやななんて思いながら過ごしてて。
で、なんかある時から家の前にセミの死骸がよく落ちてるなぁと思ってたんですよ。
けっこうカラスに食べられてることもあるし、なんでか朝になったらそのまま死を迎えるみたいなパターンもよくあるんで、まあ最初は気にも留めてなかったんですけどね。
ただ、日に日に多いな〜、セミのパーツがよぬ落ちてるな〜と。
ある日隣人の女性と鉢合わせた時に
「ごめんね、気持ち悪いよね」
？
何が？
わけわかんないですよね、いきなり。
？という感じになっていたんでしょう。
理由を教えてくれました。
どうやら同居人の男が、セミを叩き落として、木っ端微塵に踏み潰して殺している
らしいんですよね。
え、こっわ…………
どっか頭のネジ飛んでるんか…？
セミ、木っ端微塵にすること、人生であります？
絶対そいつ、地獄に落ちますよ。
どんな地獄やろ。
二畳くらいの部屋で、身動き取れないほどに空間ぎっしりにオスのセミがギッチギチに詰め込まれて、朝から晩まで永遠に鳴き続かれる地獄とか。
サイコパスですよ。
怖いわ〜。
そらパーツが落ちてますよ、あちこちに。
ほいで気持ち悪いよねっつーんなら片付けろや。
セミより人が怖いって話。
そして最後に
近所の噂好きおばちゃんが言ってました。
その女性は3人の子連れの元アイドルなんですが、セミクラッシャーの男の家に転がり込んでくる前は、近所のまた別の男の家に転がり込んでいたそうな。
その近所のまた別の男っていうのは、セミクラッシャーの先輩だか友達だそうで。
そしてその子供はセミクラッシャーの子供ではなく、近所の別の男、そしてその前に設けた子供であると…。
なんなんまじで。
どうなってるん。
そしてセミクラッシャーは実の子はおりませんが、パパと呼ばれている。
パパって呼ばすなら、セミを木っ端微塵にしてはいけませんよと。
教育上あかんやろと。
ほいで噂好きおばちゃん詳しすぎやし、ベラベラ喋りすぎやろと。
という、やっぱりセミより人が怖いお話でした。
よろしくどうぞ。
めっちゃ引っ越したいわ。
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