だいぶ違います
僕が美容師になって、この春で18年?くらいになるんですが、色んな方とご縁があったりすれ違ったりしてきました。
ふとした記憶の片隅に、アシスタント時代に親しくして下さったあの方は今どうしてるだろうか、スタイリストの駆け出しの頃のあの方には、今だったらもっと良い仕事ができるんじゃないか、もっと細かいところで言うと、あの時の無知だった頃の自分の失言、ぜひ忘れていて下さいとかね。
今はそれこそもう10数年来のお客様もいらっしゃれば、ほんとここ1年でご縁あって髪を任せて下さってる方も、色んな方がおられます。
皆さま色々な理由があって来て下さってるんだろうなと思います。
単純に家が近い、仕事の合う美容師を探していた、ノリが合う、僕としては僭越ながら、話を聞いて欲しいなどなど。
特に話を聞いて欲しいという感じの方は、色々な会話を交わすわけじゃないですか。
内面的なデリケートな話から、あんまり他人には言いづらいマニアックなことなどなど。
自分自身でする自己評価って、評価しようがないので人様から見えた自分が、その方にとってのaRkの森本だと思うんですよ。
きっとそういうお話をしてくださる方は、わかるだろう、理解できるだろうと思ってしてくださるんじゃないかなと。
嬉しいことです。
信頼していただけてるのかなと。
最近もそういうことがありました。
すごく内面的なことを話して下さって。
そしてリラックスして下さっている。
そしてお客様はこうおっしゃいました。
「松岡さん、いつもありがとうございます。」
いえ、森本です。
森本、森本良太でございます。
皆様の髪のお手入れの役に立ってみせます、森本良太でございます。
どうぞよろしくお願い致します。
森本、森本良太でございます。
だって、だいぶ違うやん。
松岡
森本
まつおか
もりもと
漢字もひらがなも、なんもかすってないやん。
でももう敢えて名乗らず、松岡としてその方の前では生きていきます。
だって、数回松岡って呼んでて、実は森本ってなったらすごく気をお遣いになりますからね…
はい、そんな感じで。
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